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骨粗しょう症外来

患者さんへ

日本では2013年時点で4人に1人が65歳以上の高齢者となり、超高齢社会に突入しました。骨粗しょう症は年齢が上昇するにつれて有病率も上昇し、日本で骨粗しょう症患者は増加の一途であるといわれています。骨粗しょう症への治療薬の普及に伴って、先進各国では骨粗しょう症による骨折数は減少傾向にあります。しかし日本においては依然増加傾向です。現在においても推計で1,280万人が骨粗しょう症であり、かつ未治療の患者が数多くいるといわれています。
当院の骨粗しょう症外来は、骨が折れることを予防する(1次予防)だけではなく、一度骨が折れた人が、また骨折することの予防(2次予防)の両方を目標に掲げています。主な診療内容は下記の通りです。

  • 詳細な病歴聴取(今までどのような病気をしてきたのか、骨折したことはあるのか、骨粗しょう症の治療歴はあるのか)
  • 骨の形成や吸収の指標となる骨代謝マーカーを含む血液検査
  • 「いつのまにか骨折」を発見するための胸腰椎レントゲン
  • 骨密度検査:二重エネルギー吸収法 DXA(Dual Energy X-Ray Absorptiometry)

以上より、普通の骨粗しょう症である原発性骨粗しょう症、糖尿病や慢性腎臓病などの病気に伴って起こってしまった続発性骨粗しょう症、その他の骨の病気を診断し、患者さんのそれぞれの病態に応じた治療にあたります。

骨密度検査:DXA(Dual Energy X-Ray Absorptiometry)法
  • 骨密度検査:DXA(Dual Energy X-Ray Absorptiometry)法
  • 骨密度検査:DXA(Dual Energy X-Ray Absorptiometry)法

私たちの暮らす兵庫県では、40歳以上の大腿骨骨折発生率が、全国統計で女性ワースト1位、男性ワースト5位であり、骨粗しょう症診療の充実が必要です。 私たちは、この外来を通じて、兵庫県の骨を守る活動の一翼を担いたいと考えております。骨が折れたことがないから大丈夫、ではありません。若いころと比べて身長が3cm以上縮んだ方、母親など直系の家族が骨折したことがある方などは、要注意です。一度、骨粗しょう症外来の受診をお考え下さい。

スタッフ紹介

    • 新倉 隆宏
      (にいくら たかひろ)
      准教授
      (日本骨粗鬆症学会認定医)
    • 西本 華子
      (にしもと はなこ)
      医師
      (日本骨粗鬆症学会認定医)

受診方法

「骨粗しょう症外来」は、2018年11月より金曜日(午後中心)に、予約制、地域からの紹介予約制で診療を行っています。ご予約につきましては、神戸大学病院の骨粗しょう症外来を受診したい旨をかかりつけの主治医の先生にご相談の上、紹介状を書いてもらって下さい。 かかりつけの主治医の先生より、当院患者支援センター地域医療推進室(電話078-382-5264および5334)にご予約いただく形となります。かかりつけ医の先生に紹介状をお書き頂くときには、宛名に整形外科骨粗しょう症外来担当、傷病名欄に「骨粗しょう症外来」と明記いただけますとスムーズに予約が進行いたします。これまでに受けた骨密度の検査結果(検診の結果でも結構です)、骨粗しょう症で治療を受けたことのある方はお薬手帳などをご持参ください。